余り長くは書きません。これはとにかく面白かった。劇場で拍手が起きてました。何度か書いてますが、年に1回あればいい方。2005年にネイビー・シールズが、アフガニスタンにて行われたレッド・ウィング作戦で起きた事が描かれている。監督は「Battleship / バトルシップ (2012)」のピーター・バーグ。「バトルシップ」はアメリカ軍の描写が間違いだらけで酷い映画だった。そういった意味で、酷すぎで笑っちゃうような映画だった。だからこの映画も酷いんだろうなーと思ってしまっていた。けど、これは根性で作ったのを感じた。若干史実とは違う部分もあるようだけど、「バトルシップ」のような笑ってしまうような間違いではない。
これは、アメリカ軍に従事する者、そしてその家族は魂が熱くなる作品。実際に、私も夫がアメリカ軍に居たので、熱くなって泣いた。いや、アメリカ人なら熱くなるだろう。だから劇場で拍手が起きた。彼等がどういう思いで戦っていたのか、そして生き延びようとしていたのか... 自分の事ばかり気にして階級ゲームに夢中になっている無能な役立たずの軍の上の人達、そして軍のベネフィットをカットしようとしている政治家達に観てもらいたい。一般人もとにかく見ろ！人である事を感じろ！生きてる事を感じろ！
（4.5点/5点満点中：1/11/14：劇場にて鑑賞）