続けて。ジェームス・フランコと同じタイプのイーサン・ホークが主演。文学青年。イーサン・ホークは頭良く見られたいタイプの俳優。頑張って小説とか書いちゃうタイプ。「恋人までの距離」、「ビフォア・ サンセット」と続いて、今回が3作目。私は意外とこの3部作見続けております。その中でも、非常に評判が良い。正直前作の2作目はガッカリだった。ジュリー・デルビーは老けてしまったし、イーサン・ホークも何かパッとしなかった。でも今回は評判通り中々。ジュリー・デルピーは綺麗に持ち直していたし、イーサン・ホークも老けたけど渋くなって相変わらず素敵。しかし、この2人は本当に良くしゃべる!しゃべらなきゃ、毎回喧嘩もしなくて済むのに!と思うほど。とにかくこの映画は台詞が沢山でそれがお約束というか、それが命の映画。空港から車で帰るシーンは、あれはずっと長回ししてたのかな?凄い台詞の量。見終わると「やかましわ!」と突っ込みたくなる。頭良く見られたいイーサン・ホークと、インテリに見られたいデルピーなので、台詞もこれまたクドイ!ディナーのシーンはさすがに飽きた。しかもホテルのいいところで、またその口が災いして...嗚呼、良い所で!!でもお母さんになったデルピーの「女の人は自然と子育てが出来るもんだと思われている」っていう台詞は、私も思うところあるわーと思わせてくれました。そこは感情的で本音が出たいい台詞。
インテリに見られたい批評家達に受けのいい映画。みなさんもインテリに見られたかったら是非!
(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)