SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Blade / ブレイド (1998)

Cast >> Wesley Snipes (Blade), Kris Kristofferson (Whistler), Stephen Dorff (Deacon Frost), N'Bushe Wright (Karen), Donal Logue (Quinn) ...
Director >> Stephen Norrington
Writer >> David S. Goyer
Producer >> Peter Frankfurt, Wesley Snipes, Robert Engelman, Andrew J. Horne, Avi Arad
Genre >> Action
Country >> USA

総合ポイント 4.5点/5点満点中
内容 >> 5 演技 >> 5 演出 >> 4 音楽 >> 4

"There are worse things out tonight than vampires."
1967年、出産を控えていた女性がヴァンパイアに噛まれた。無事にエリックを出産するも、母ヴァネッサ(サナー・レイサン)は亡くなった。現代になり、エリックはブレイドウェズリー・スナイプス)として、母を殺したヴァンパイアの仇を取る為、ヴァンパイアハンターとして、ウィスラーと共に戦っていた。ブレイドはヴァンパイアと人間のハーフであり、バンパイアの超人的な身体能力と、日中でも日光の下を歩けるという両方を持ち合わせていた。そんな時、血清スペシャリストの医者であるカレン(ンブッシュ・ライト)が、世界制服を目論んでいるフロスト(スティーヴン・ドーフ)の手下に噛まれた。ブレイドが彼女を救うが...

マーベル社のコミックが原作。武道家としても知られるウェズリー・スナイプスが、主役のヴァンパイアハンターを演じている。マーベル独特の地下社会の暗黒なイメージが忠実に再現されている。そしてやっぱりなんと言ってもウェズリー・スナイプスである。ヴァンパイアと人間のハーフという困難な役をも見事に演じてみせているのだ。言葉少なめなヒーローを、淡々とヴァンパイアを斬る事で何かを背負い証明しようとしている主人公。やっぱりカッコイイのだ。そして最後クライマックスでのスナイプスとライトの映画史上もっともロマンチックなラブシーンと言ってもいいだろう、血を吸うシーンは哀愁もあって最高だ。

ウェズリー・スナイプスだから描けたカッコ良さと哀愁。たまらなくロマンチックだ。

(4/5/13:DVDにて鑑賞)