Chronicle / 日本未公開 (2012)
Cast >> Dane DeHaan (Andrew Detmer), Alex Russell (Matt Garetty), Michael B. Jordan (Steve Montgomery) ...
Director >> Josh Trank
Writer >> Max Landis, Josh Trank
Producer >> John Davis, Adam Schroeder
Genre >> Sci-Fi
総合ポイント >> 4.75/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 5 Music >> 5
Yes, it was the black guy this time...
高校生のアンドリュー(デイン・デハーン)は、ビデオカメラで撮影する事が好きだったが、学校ではイジメに遭っていた。学校へは、従兄弟のマット(アレックス・ラッセル)の車で通っていた。マットに誘われていったパーティでも、アンドリューはカメラで撮影し、またイジメられて外でイジケていたら、学校一の人気者スティーブ(マイケル・B・ジョーダン)が話しかけてきた。カメラで撮って貰いたいものがあると言って、連れて来られたのは、大きな穴だった。先に待っていたマットと共にスティーブは穴に入っていく。アンドリューは仕方なくついて行く、クリスタルのようなもので一面が覆われており、奇妙な音を出していた。それが一瞬光った後、3人は記憶を失った。次の日、彼等3人には不思議なパワーが宿っていたのだった...
高校生達が超人になってしまう作品。アンドリューが撮っている映像がメイン。なので一瞬「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」を思い出させ、嫌だなって思ってしまったが、高校生が超人になった辺りから物凄く面白い。せっかく超人になったのに、3人はくだらない事をしてパワーを使っているのである。それが面白くて仕方ない。そうなのだ。普通の人なんだから、超人パワーを手に入れだからって、人助けをする必要なんてないのかも知れない。今までの映画は「スーパーマン」シンドロームなだけだったのかもしれない... なんて思っていると、この映画はまた最後に変化を見せる。「フランケンシュタイン」のようだ。最後は余りに切ない。
くだらなさで笑い、切なさで泣く。映画は一瞬にして違う雰囲気になる。映画テレポーテーションだ。
(4/9/12:劇場にて鑑賞)