凄いヒットだよね。そりゃ、アイアンマンやらキャプテン・アメリカやらマイティ・ソーやらハルクやらブラックウィドウが集まれば当然といえば、当然。マーヴェル社の人気キャラが集まってるんだもの。単体で出たって、普通にブロックバスター。そのヒーロー達をまとめるのが、サミュエル・L・ジャクソンのおじきが演じたニック・フューリー。となると、普段はヒーロー系に興味ない私も私も見るよね、当然。
でも長くない?2時間23分は、このヒーロー達が揃えば飽きないでしょ!と、あんまり気にしないで映画館に行ったんだけど、やっぱりさすがに長かった。ちょっと中だるみな所もあって、途中飽きちゃった。最後の怒涛の30分までが長い。3Dだとキツクない?この長さ。でも最後の30分が凄いね。でもこんだけヒーローが揃ってしまうと、見せ場のないヒーローも出てきちゃうんじゃないかと思った。途中、完全にキャプテン・アメリカは見せ場なかったし、何かWeakest link(弱い部分)じゃない?と思ってしまったほど。でも最後にはやっぱり見せ場あったね。キャプテンだもの。人間だもの。名前からしてキャプテン・アメリカだもの。負ける訳にはいきませんね。と、なんか「アメリカ強し!」を見せ付けられた感じがしたのも、大味かなーと思ってしまいました。
やっぱり目立つのがアイアンマン。ロバート・ダウニー・ジュニアがやっぱり上手いから、存在感ありありで雰囲気を飲み込んでしまうね。でも1人だけそのダウニーに食われなかったのが、ハルクを演じたマーク・ラファロ。歴代のハルクよりも良い!なんていう評判。本当にその通りかも。苦悩の天才ハルクを見事に演じてた。って言うか、ハルクが最強でしょ!!多分、アベンジャーズ同士が喧嘩したら、ハルクが勝つのでは??
確かに面白いし、ワクワクする。でも1回で十分かなー。TV放映でザッピングしながら見るのには最適かもしれないけど、映画館で2回3回は結構辛いかも。アメリカの批評家には「何回も見たくなる映画」なんて書いてる人がいたけど、私はそれ読んで即効に「無理!無理!」って突っ込んだね。うちのおっさんはDVDとかで、面白いシーンだけを掻い摘んで見るタイプなので、そういう人向けかも。私はDVDで何回見ても絶対に最初から最後まで見ないと気がすまないタイプだから、何回も見るのは無理だね。
つーかさ、「Blade: Trinity / ブレイド3 (2004)」もマーヴェルのキャラなんだけどなー。出てないの悲しい!!!!ウェズリー・スナイプスがプリズン・ブレイクしてくれないと無理だもんねー。「Black Panther / 日本未公開 (2010) (TV) 」もマーヴェルのキャラでアベンジャーズに出ていても良い筈なのに!!!ジャイモン・ハーンスゥがやれば丁度良いじゃん!!つーか、出てないキャラも多いよね。
(3.75点/5点満点中:6/3/2012:劇場にて鑑賞)