フロリダと言えば、トレイヴォン・マーティン事件が記憶に新しい。犯人のジョージ・ジマーマンは正当防衛（Stand your ground law）が認められて、警察からの起訴を免れた。
所が、同じくフロリダに住む31歳の黒人女性マリサ・アレクサンダー（Marissa Alexander）は、普段から暴力的な夫に悩まされていた。そして彼女はついに正当防衛で、銃を手にとった。首を絞められたり殴られた後、マリサは銃の引き金を引いた。しかし、夫には当たらず、後ろの壁に当たっただけだった。しかし、マリサ・アレクサンダーはフロリダの裁判所で20年の禁固刑が言い渡された。マリサには犯罪の経歴も無かった。ただ引き金を引いた時に子供達もその部屋にいたという。その部屋にはいなかった11歳の娘は手紙で「なんで叩かれていたママの方が逮捕されなきゃいけないの？」と書いている。夫のリコ・グレイは、マリサへの暴力を認めている。
ここの写真のジマーマンとアレクサンダーの対比が一目瞭然。逮捕の所は酷い。ジマーマンの逮捕には44日にを要し、アレクサンダーの逮捕は即日。
ジョージ・ジマーマンとかアンソニー・ケイシーは無罪になり、彼女は誰も殺していないのに20年の禁固刑になる可能性がある。それがアメリカ フロリダだ！
Marissa Alexander sentenced to 20 years in prison - theGrio
Marissa Alexander Sentenced: Florida Mom Who Shot At Abusive Husband Gets 20 Years In Prison | HuffPost
