Cast >> Method Man, Edward Furlong (Petrovsky), Wendell Pierce (Clinger), E.J. Bonilla (Noah) ...
Director >> Gareth Maxwell Roberts
Writer >> Gareth Maxwell Roberts
Producer >> Rene Bastian, Linda Moran, Gareth Maxwell Roberts, Rhys David Thomas
Genre >> Thriller
Country >> UK
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 4
Bring the Pain
荒んだ町の中心で死体処理係(メソッドマン)は、孤独に暮らし、仕事を淡々とこなし、そして動物の剥製を作る事が趣味だった。町の悪であるカーヴは、彼に子供を見なかった尋ね、そして彼を脅かすのだった。そんな彼の元に仮釈放中の若者ノア(E.J.・ボニーラ)が連れられてきて、死体を運ぶのが仕事となった。そんな中、1人の女性の死体が運ばれてきた。泥だらけだった死体を洗うと、ヴィーナス誕生のヴィーナスのタトゥが入っていた。その死体を見て、ノアは明らかに理性を失った。そして子供のケインがやってきて、入れて欲しいと頼むのだった。その子供こそ、カーヴが捜していた子供だった...
メソッドマン主演のイギリス産のスリラー映画。3Dで撮影されているので、3Dで上映されている。私は2Dを観た。どこかでメソッドマンの映画だから...と思っていた。ラップでは間違いはないが、映画となると、メソッドマンはB級。この映画もA級ではないが、悪くはなかった。「How High」等からイメージするメソッドマンとは正反対のキャラクターを演じている。暗くて孤独で陰気で弱気。どこかに影を持っている主人公。明らかに心に傷がある。母は娼婦で、それ故に娼婦の女にしか心が開けない。そんな男をメソッドマンが演じるとは思ってもいなかった驚き。しかも意外とハマっているから二重の驚き。途中までは長いかな?と思ったけれど、途中からどんどんハマっていく。
3Dである必要性は感じなかったけれど、メソッドマンが俳優としてこのような新たな魅力を見せる必要性はあった。俳優としてのメソッドマンの今後もラップと同様に楽しみになった作品。
(2/27/12:DVDにて鑑賞)