Cast >> Hugh Jackman (Charlie Kenton), Dakota Goyo (Max), Kevin Durand (Ricky), Anthony Mackie ...
Director >> Shawn Levy
Writer >> Leslie Bohem, John Gatins, Richard Matheson (Story)
Producer >> Shawn Levy, Susan Montford, Robert Zemeckis, Steven Spielberg
Genre >> Sci-Fi
Country >> USA
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 3
Could Robots Get Love?
チャーリー(ヒュー・ジャックマン)は若い頃は有望なボクサーだったが、今はロボットで戦う格闘競技に夢中なっていて、チャーリーが世話になっていたボクシングジムの娘ベイリー(エヴァンジェリン・リリー)は献身的にチャーリーをサポートするが、中々成功出来なかった。無理して買ったロボットでフィン(アンソニー・マッキー)の大会に無理に出るが、そこでも失敗してしまい、金銭的に無理な状況になってしまう。そんな時にチャーリーのもとに、11歳の息子マックス(ダコタ・ゴヨ)がやってくるが...
ロボットの「ロッキー」である。老体に鞭打ちながら対戦し、打たれ打たれて...耐え抜くという「ロッキー」そのものなのである。ロボットだから感情はないけれど、何かに取り付かれたように操作によって?耐え抜く。まるで心があるかのように。子供とロボットの関係?、そして子供と父親の関係もドラマの重要な要素である。しかしそれはハリウッドで食付かされたいつも通りの結果である。チャーリーは「シェーン」のような勝負師じゃなくて、息子に「戦って欲しい」と言われたら、戦うしかない父親なのだ。台詞が古臭いので、鳥肌が立つ。
ここでのロボットはロボットのままである。人間を楽しませるために戦う作られた巨大な鉄である。割りと長い映画なので、ロボットの事を考えると、見終わった後に何か空しさを感じるのである。
(12/9/11:劇場にて鑑賞)