Cast >> 50 Cent (Deon), Mario Van Peebles (Eric), Lynn Whitfield (Bee), Cedric Sanders (Sean), Tracey Heggins (Sharon), Ray Liotta (Dr. Brintall) ...
Director >> Mario Van Peebles
Writer >> 50 Cent, Brian A Miller
Producer >> 50 Cent, Randall Emmett
Genre >> Drama
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
I can't watch it! I mean its so sad story and 50 Cent's dreadlocks.
ディオン(50セント)は、小さい頃からフットボールのランニングバックとしての才能があり、大学に入ってからもコーチに信頼され、花形スターとしてハイズマン賞に一番近い所に居た。母のビー(リン・ホイットフィールド)は女手一つで、ディオンと弟のショーン(セドリック・サンダース)の面倒を見てきたが、今はボーイフレンドのエリック(マリオ・ヴァン・ピープルス)が熱心にディオンのNFL入りを支援していた。全てが順風満帆だったディオンだったが、試合後に倒れてしまい...
ラッパーのあの50セントが自らペンを執り書いた作品。何度も書いたように、役作りの為に30キロも体重を落とすという、ロバート・デ・ニーロみたいな名優がするような事までした力作。その50セントが書いた作品が、悲しくてたまらない。この感じは日本人がもっとも好む涙を容易く誘うメロドラマである。あのムキムキ体の50セントからは想像できないような繊細なストーリー。とにかく不幸がこれでもか!という位襲ってきて、切ないのである。しかし、やはりデ・ニーロのような訓練された俳優ではないので、体重を落とした結果、リアリティさよりも台詞回しが下手さが目立ち、イマイチ感動を薄めてしまったのだ。
50セントのラップだけでは分からなかった、意外な魅力に触れられる。頑張っている。Get Rich or Die Tryin'である。
(12/04/11:TV放映にて鑑賞)