Cast >> Ryan Reynolds (Hal Jordan / Green Lantern), Blake Lively (Carol Ferris), Peter Sarsgaard (Hector Hammond), Mark Strong (Sinestro), Tim Robbins (Senator Hammond), Angela Bassett (Dr. Amanda Waller) ...
Director >> Martin Campbell
Writer >> Greg Berlanti, Michael Green, Marc Guggenheim, Michael Goldenberg
Producer >> Donald De Line, Greg Berlanti
Genre >> Sci-Fi
Country >> USA
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
No special, no particular
ハル・ジョーダン(ライアン・レイノルズ)は、航空会社に勤める腕利きのテストパイロットだった。父も同じく腕のあるパイロットだったが、ハルの目の前で事故で亡くなっていた。ハルも無茶な操作で事故を起こしたばかりで、会社の社長の娘キャロルに助けてもらってばかりいた。そんな時、ハルは光に連れていかれ、たどり着いた所に宇宙船で息絶えようとしていたアビン・サーが居た。アビン・サーはハルに君は選ばれた者だと告げ、アビン・サーの緑に輝く指輪を受け取った。アビン・サーは息絶えた。ハルは、自分が人類初の宇宙警察の「グリーン・ランタン」に選ばれた事を知るのだった...
年間一体何人のスーパーヒーローが映画で誕生しているのでしょうか?最近は特にその数が多い。DCコミックスにマーヴェル社。観客が求めるからという理由もあると思う。そしてそれらは必ずシリーズ化していく。その影で、一回キリのヒーローも居る。スーパーヒーロー戦争に負けた者たちだ。この世界だって飽くまでも厳しい。グリーン・ランタンは巷で言われている程悪い映画ではない。そこそこ見れてしまうのだ。しかし、これだ!という特徴も見当たらないのだ。「バットマン」みたいなダーク感、「スパイダーマン」みたいな悲壮感、「アイアンマン」みたいなやさぐれ感、「スーパーマン」みたいな正統派クリーン感。このグリーン・ランタンを表わすなら「普通感」という事だろう。特別感が無い。ライアン・レイノルズは確かにカッコいい。ヒーローを演じた俳優の中でも男前度は一段と高い。でもヒーローとしては普通なのである。物語も特別な何かがある訳でもなく、かなりオーソドックス。
余りに普通なヒーロー過ぎて、何も残らない。アクションにも物足りなさを感じる珍しいヒーロー映画。
(11/19/11:DVDにて鑑賞)