見てきましたよ。つーか、日本と同時上映ってどういう事ですか!という位、今私が住んでいる所の映画館事情は良くありません。まあどんどん悪くなっていくばかりです... 悲しい。
最近の私はアクション映画を見ると、どうも全て「ロッキー」のどれかのシリーズに当てはめてしまう、「ロッキー症候群」を患ってしまったようです。これは正しく「ロッキー5」ですな。というか、「ロッキー5」ってどんな物語か覚えてますか?普通の人は多分一番思い出せないのが、「5」なんです。「1」は誰でも知っている名作、「2」はああミスターTでしょ?、「3」はミッキーが死んじゃうあの...、「4」はドルフでしょ!「5」は...と、中々出てこないのが「ロッキー5」だったと思います。というか、物語自体は「ロッキー5」とは全く違っていますが、確かロッキーの息子が大きく扱われたのは、この「ロッキー5」だったと思う。ヒュー・ジャックマンが演じた役自体もロッキーぽかったが、老体に鞭打って戦う?ロボットもまたロッキーの姿そのもの。無理して格上の相手にチャレンジしちゃう所もロッキーですし...
ロボットは凄い。でも戦うだけのためのロボットなら、ちょっと悲しい。幾ら感情も痛みも感じないとはいえ、使い捨てなのが悲しい。負けてしまえば、ただの屑。ヒュー・ジャックマンやそのロボットのボクシングの動きの指導をしたのが、シュガー・レイ・レナード。という記事を私がネットで読んでいたら、うちのオヤジさんの目にも入ったらしく、「シュガー・レイとは!ベストな人選だ!!」と喜んでいた。シュガー・レイは動きも派手だし、スピードが半端ないからね... それにカリスマ性とかも一際!との事。確かにシュガー・レイが担当した、ロボットのボクシングの動きは映画にピッタリなエキサイティングな動き。
しかし思っていたよりもアンソニー・マッキーが出ていなかったのが辛い。いい奴だったけどね。ああいう感じも出来るんだって思いました。ああいう感じとは、エネルギッシュな男ね。ケビン・デュランドがダサいのもいいっすね。嫌な人やらせると本領発揮するよね。そして子供の使い方がずるい。
(3.25点/5点満点中:劇場にて12/9/11に鑑賞)