Cast >> Michael Jai White (Case Walker), Alex Meraz (Zack), Jillian Murray (Eve), Dean Geyer (Mike), Beau Brasso (Fighter), Todd Duffee (Tim), Scott Epstein (Justin), Evan Peters (Max), Lyoto Machida ...
Director >> Michael Jai White
Writer >> Chris Hauty
Producer >> Craig Baumgarten, David Zelon
Genre >> Action
Country >> USA
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Guys made a movie for guys, but chicks love it too for some reason
マイク(ディーン・ゲイヤー)はレスリングで有望で、新入学生として大学のキャンパスに居た。マックス(エヴァン・ピータース)というオタクに呼ばれて行ってみると、マックスはアンダーグラウンドで「ザ・ビートダウン」の試合を行っていて、マイクに参加を促すのだった。その頃、ボクサーとして有望だったザック(アレックス・メラズ)が試合で目を負傷した。ボクサーとしてはもう試合が出来ないが、総合格闘技なら出来るのではないかと、マックスを訪れた。マックスは2人に、ケイス(マイケル・ジェイ・ホワイト)が彼らをトレーニングするなら考えてもいいと答える。ケイスにはすでにティム(トッド・ダフィー)とジャスティン(スコット・エプスタイン)という生徒がいて、4人はケイスからトレーニングを受けるが、思わぬ事が起きてしまう...
アクションスターとしてだけでなく、ロマンチックコメディだってやってみせる多彩なマイケル・ジェイ・ホワイト。そのホワイトの初監督作品は、やっぱりアクション映画だった。実際の総合格闘技家を使い、アクションシーンはこれでもか!という位のアドレナリンが出る。その総合格闘家の使い方も上手い。特にダフィーの使い方は抜群。台詞は少なくてもいいキャラクターに仕上げていた。逆にアイドル歌手でもあるディーン・ゲイヤーには、ロマンチックな見所を多くしたのも面白い。俳優であるアレックス・メラズには難しい役どころを与えている。一番難しいのがジャスティンという役。総合格闘家とは思えない程にエプスタインは演じきっていたが、やはり少々難しかったのかもしれないと思う所はある。
何と言うか、総合格闘家のボーイズバンドとでも言おうか?それぞれのキャラクターを男前達が演じきっている。なので女の子でも楽しめる要素がある。しかし基本は男の為の男の映画。それをキャリアのあるマイケル・ジェイ・ホワイトが上手くまとめている。プロデューサー、もしくは仕掛け人ぽい。ただ元々の物語が幼稚。「ブラッド&ボーン」みたいにホワイトが主役で硬派な物語だったら最高だったのかも。
(9/14/11:DVDにて鑑賞)