Cast >> Robin Givens (Brenda), Johnny Gill (James), Kyon Adams (Pamela), Jermaine Crawford (Darren), William Davenport (J.J.), Shenae Edwards (Brianna) ...
Director >> James Seppelfrick
Writer >> Alvin Moore Jr.
Producer >> David Eubanks, Eric Tomosunas
Genre >> Musical
Country >> USA
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 4
I gotta say...My, My, My
牧師のジェームス(ジョニー・ギル)と妻のブレンダ(ロビン・ギビンス)は、双子のJJ(ウィリアム・ダヴェンポート)とブリアナ(シェネイ・エドワーズ)に末娘パメラ(キョン・アダムス)に恵まれた。しかし17歳という年頃となった双子は厳しすぎる父に反発して、2人共家を出て行ってしまう... 5年も両親に連絡取らずに居た2人だったが...
言ってしまえばタイラー・ペリーの舞台の2番煎じ。焼き増しである。同じようにミュージカルの舞台として、クリスチャンの教えをコメディに合わせて説いていくという作品。脚本を書いた人が女装ではないが、お爺さんに変身して作品に出演している部分も同じ。牧師家庭を舞台にしているので、よりクリスチャン色が強いかもしれない。ニュー・エディションの中でも実力派のジョニー・ギルが歌うゴスペルがより一層クリスチャン色を高める。ファンにとってはお馴染みのジョニー・ギル節も最高潮。目の前のファンの期待に見事に応えている。しかし「神のみが全ての最悪の状況を変える事が出来る」という台詞には、非クリスチャンとしては興ざめしてしまう。教会に戻れば全てが解決されてしまっているのも釈然としない。
こういう映画(説教)が増えてしまうと、余計に黒人社会は進展していかないのでは?とも思えてしまう。それと同時に誰かと同じ焼き増しでは、黒人映画界も発展していかないのだ。
(9/11/11:DVDにて鑑賞)