スパイク・リー
スパイク・リーがフランスの制作会社を相手に訴訟を起こした。理由は「Miracle at St. Anna / セントアンナの奇跡 (2008)」のアメリカとカナダとイタリア以外の海外での配給をめぐっての事。リーが訴えたのはフランスのTF1 Droits Audiovisuelsという会社。彼等はリーに16億ドルの手付け金を最初に払う予定だったが、「リーの作品は最初に約束されていた作品と違う」という事で支払いを拒否。パリの裁判所は契約を違反したのは間違いという事で、スパイク・リーには1億ユーロ、映画の原作者ジェームス・マクブライド200,000ユーロの支払いを命じた。全てで46億ドルの見込みになる。ちなみにこの映画の制作費は45億ドル。