Cast >> Richard Dreyfuss (Matt Boyd), Ving Rhames (Deputy Fallon), Elisabeth Shue (Sheriff Julie Forester), Christopher Lloyd (Mr. Goodman), Eli Roth (Wet T-Shirt Host), Jerry O'Connell (Derrick Jones) ...
Director >> Alexandre Aja
Writer >> Pete Goldfinger, Josh Stolberg
Producer >> Alexandre Aja, Mark Canton, Marc Toberoff, Gregory Levasseur
Genre >> Horror
Country >> USA
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 2 Performance >> 3 Direct >> 4 Music >> 3
Attack of 80's Guilty pleasure
アリゾナのレイク・ヴィクトリアにてマット(リチャード・ドレイファス)は釣りを楽しんでいた。マットが落としたビール瓶が池の底に着いた時に、小さな地震が起きて、池が大きな渦巻きとなり、マットは池の中に投げ出され、何かに襲われ殺された。地元のシェリフのジュリー(エリザベス・シュー)とファロン(ヴィング・レイムス)は捜査を始めるが、街は学生達のスプリングブレイクでごった返し、しかも有名AV監督(ジェリー・オコネル)も居て、町は騒々しい雰囲気で浮き足立っていた...
監督はわざと80年代のホラー映画を参考に作ったそうである。80年代のホラー映画ではお約束だった、エロい男と女が最初の犠牲者となるというあれも健在。スプラッターも健在。無駄なエロも健在。しかも「ジョーズ」のリチャード・ドレイファスに当時の衣装を着させてボートに乗せたり、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のドクにまたマッドサイエンティストを演じさせたりと、随分と80年代のパロディをやっている遊び心も良い。最近のアメリカのホラーは日本のホラーの影響で心底怖いホラーが増えていたので、こういうアメリカ本来のアホなホラーにフランス人監督が回顧したのは面白い。ただ、肝心のピラニアの模型がイマイチだったかな??
こういうやましい気持ちで楽しめる映画がそういえば減ってきていた。肩の力をいれずに1人でこっそり楽しむのには丁度いい。スティーブ・マックイーンの孫が童貞な役を演じているなんて、おじいちゃんではそんな役はあり得なかったので、ほくそ笑むしかないでしょう!そしてヴィング・レイムスの最後のアレは見事でしょう!
(2/20/11:DVDにて鑑賞)