Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest
人気ヒップホップグループのア・トライブ・コールド・クエスト(以下ATCQ)のドキュメンタリー「Beats Rhymes & Life: The Travels of a Tribe Called Quest / ビーツ、ライムズ・アンド・ライフ〜ア・トライブ・コールド・クエストの旅〜 (2011)」は、サンダンス映画祭で公開されたが、ATCQのメンバーが映画をサポートしない等の発言をし、話題となった作品。監督は俳優としてスパイク・リーの作品等に出演しているマイケル・ララポート。今回はソニー・ピクチャーズ・クラッシックがこの映画の配給権利を獲得した。この件に関してララポートは「初めての映画監督作品が、ソニー・ピクチャーズ・クラッシックに選ばれるなんて、ニューヨーク・ヤンキースと契約したみたいだ!」と喜んでいる。
Sony Pictures Classics Acquires Michael Rapaport's Directorial Debut | Hollywood Reporter
続いて、この映画に関して、苦言を呈していたメンバーのQティップとアリがMTVに出演して語っている。またジェロビも電話にて参加している。番組内で、Qティップは映画についてコメントした後に、この映画のプロデューサーの1人から、間違えて届いたEメールを紹介している。そのメールの中には、「ビリング・ブロック(ポスター等にあるクレジット表記)を終わらせポスターに載せて、彼等(ATCQ)が何にも出来ないようにしよう。その後で全てにおいて、彼等を無茶苦茶にしてやろう」と書かれていたという。