アメリカではここ最近、大きなスポーツイベントが多かった。NFLのスーパーボウルにNBAのオールスター戦。ここでは必ず人気のシンガーが国歌斉唱するので、ファンのお楽しみになっている。今年のスーパーボウルでは、人気のクリスティーナ・アギレラが歌った。しかし歌詞を途中で間違えてしまう。しかも彼女のツイッターでの言い訳は、年増の私にはあまり納得できる言葉遣いじゃなかった。緊張して当たり前でしょう?
まあ若い人たちにはとりあえずこのビデオを見て欲しい。
これは1983年にマーヴィン・ゲイがNBAオールスター戦の前に歌った国歌。
歌詞が決まっていて音も決まっている国家で、ここまで個性が出せるなんて凄すぎ。国歌なのに、女性が最後にはキャーキャー言ってる。
これこそシンガーだよね。これは伝説となったので、2004年には娘のノナ・ゲイがやはりNBAのオールスター戦でパパの映像と共にデュエット。
そしてその4年前にボクシング戦の前で歌うマーヴィン・ゲイ。
マーヴィン・ゲイの後継者Rケリーは、ボクシングの試合の前で歌ってますが、これはやり過ぎてしまってます...
そしてあの伝説のホイットニー・ヒューストンのスーパーボウルでの国歌斉唱。こちらは口パクでしたが、全米中が感動。口パクでも。
マーヴィン・ゲイとホイットニー・ヒューストンの国歌はつまらない国歌なのに、何度でも聴ける。そういう事ですよ。口パクだろうが、自己流のアレンジだろうが、歌で人を感動させる。これこそプロのシンガーでしょう?別にクリスティーナ・アギレラだけを攻撃している訳じゃなくて、最近のシンガーはここまでの個性が無くて聞いていてつまらないわ。