Cast >> Bhaskar Roy Chowdhury (Horace Bones), Jadin Wong (Sue-Lin), Rhonda Fultz (Molly), George Patterson (Rollo), Riley Mills (Pete), John Damon (Roger Davis) ...
Director >> David E. Durston
Writer >> David E. Durston
Producer >> Jerry Gross
Genre >> Horror
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Oh yes we drunk their blood!
ヒッピー軍団「サタンの息子と娘たち」が、ダム建設で人が居なくなった町に辿り着き、夜に彼らの儀式が行われた。軍団の1人と仲良くなったシルビアが、その儀式を覗き見していた。シルビアに怒ったリーダーのホーレス(バスカール)が命じてシルビアはレイプされた。軍団とシルビアの家族の間でイザコザとなり、シルビアの弟ピートは、軍団に殺された犬の血を彼らが食べるミートパイに混ぜた。その夜、彼らはゾンビと化して...
不思議と人を惹きつける魅力のある作品だ。私は怖い物に弱い。でもそんな私でも割りと平気に見れたし、なぜか怖いゾクゾクとは違うゾクゾク感を感じた。物語は幼稚だし、何か大きな意義がある訳でもないし、「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」みたいにホラー界に大きな功績を残した訳でもない。でもチャールズ・マンソンの「ファミリー」を思わせる奇妙だけどカラフルな(多人種という意味で)軍団が麻薬によって奇妙な行動をしていくのは、やはり時代を反映しているのかと思う。60年代後半から70年代の混乱した雰囲気がとてもある。また無垢の象徴である子供が大人達を陥れていく点も面白い。
奇妙な魅力のある映画。いやその奇妙さがこの映画のたまらない魅力なのかもしれない。
(10/29/10:DVDにて鑑賞)