インディペンデンス映画だけでなく、政治的にも使われるようになったロバート・レッドフォードが設立したインディペンデンス映画の祭典「サンダンス映画祭」。来年のラインアップが発表された。来年1月20日から30日に御馴染みのユタ州のパークシティで開催される。
US DRAMATIC COMPETITION
俳優としても活躍するラシャード・アーネスト・グリーンの長編初監督作品。舞台はそのブロンクスでプエルトリコの家族。イーサイ・モラレスが出演。
女流監督ディー・リーズの長編初監督作品。ブロンクスに住むレズビアンのティーンの苦悩を描いている。
US DOCUMENTARY COMPETITION
俳優として知られているマイケル・ララポートがラップグループ「A Tribe Called Quest」を追ったドキュメンタリー。
アフリカのリベリアで14年も行われていた内戦で何千人もの人々を殺し「真っ裸の指令官」と呼ばれていたジョシュア・ミルトン・ブラヒについてのドキュメンタリー。
WORLD CINEMA DRAMATIC COMPETITION
ルワンダの大量殺戮が行われていた1994年に実際にあった話を映画にした作品。キガリにあったモスクは、モスリムもクリスチャンもツチもフツもみんなが集まれる逃亡所となった。
WORLD CINEMA DOCUMENTARY COMPETITION
ガーナでの選挙のドキュメンタリー。
スウェーデンのジャーナリストが追ったアメリカの1967年から1975年の黒人パワー。
白人ばかりのウクライナの小さな町で16人の黒人孤児を育てた人のドキュメンタリー。
http://www.sundance.org/festival/article/2011-competition-film-announcement/
まだホームページに入力していない分もありますが(徐々に入れていきます)、してある作品はリンク先にてオフィシャルサイト等を確認してください。
Pariah / アリーケの詩(うた) (2011)では、サンダンスのオフィシャルにはウェイアンズ家のキム・ウェイアンズ姉の名前があるけど、作品のホームページでは見当たらなかった。出てるのかなー。ATCQのドキュメンタリーはひじょーーーに楽しみ。それ以外も面白そうで、さすがサンダンス!
上はATCQのドキュメンタリーの予告。音ずれしてるけど。