主演の最新作「Unstoppable / アンストッパブル (2010)」の公開が週末に控えているデンゼル・ワシントン。そのプレビューが行われ、「トニー・スコット監督のここ最近の作品の中でも最高に楽しめる映画」とか「アクション映画ファンの期待にこたえている」やロジャー・エバートは4点満点中3.5点で「完全な職人芸の点から見て、これはずば抜けた作品だ」と等の高評価を受けている。プロモーションで様々なインタビューにデンゼルは答えている。中でも面白かったのが、デビット・レターマンの「The Late Show」のインタビュー。レターマンはデンゼル・ワシントンの息子でNFLのラムスに所属していたが、今はユナイテッド・フットボール・リーグのサクラメント・ライオンズに所属しているジョン・デイビット・ワシントン(ちなみに映画「Malcolm X / マルコムX (1992)」にも出演している)がUFLで初めてタッチダウンを決めた時の映像を入手。それを流した時に丁寧にデンゼルがナレーションしていた。そのナレーションで、デンゼルの妻でジョン・デイビットの母であるポーレッタの秘話を明らかにした。サイドラインで夫婦で鑑賞していたが、ジョン・デイビットがクオーターバックからボールを受け取り、エンドラインまで走っている時に、ポーレッタも興奮してサイドライン側で一緒に走ってしまったという。そして息子しか見てなかったポーレッタは息子がタッチダウンした時に味方の53番がポーレッタに向かって走ってきているのに気がつかず、2人は正面衝突。ポーレッタはそのまま倒れた。が、しかしデンゼルによるとその53番よりも先にポーレッタが立ち上がり無事だったとの事。デンゼルは「嫁に怒られちゃうな」と言いながら話していた。
映画で地球を救うデンゼルも、フィールドで奥様救えず...
またオバマ大統領率いる民主党が中間選挙でいい結果を得られなかった事について聞かれたデンゼルは「これは社会的制裁ではない。きっと国民の今の自分達の経済状況への不満が表れた結果で、アメリカの政治家全般への不満なんじゃないかな」と述べている。またオバマ大統領を将来演じるかどうか聞かれたデンゼルは「俺はもう年取りすぎてるよ」と答えている。