Cast >> Yaphet Kotto (Bone), Andrew Duggan (Bill), Joyce Van Patten (Bernadette), Jeannie Berlin (The Girl), Casey King (The Boy) ...
Director >> Larry Cohen
Writer >> Larry Cohen
Producer >> Larry Cohen
Genre >> Comedy
総合ポイント >> 3.75/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Nonsense Illusion
ビル(アンドリュー・デュガン)は車販売業を経営しており、妻のバーナデット(ジョイス・ヴァン・パッテン)と共にビバリーヒルズに暮らしていた。ある日2人が自宅のプールで涼んでいると、排水溝にねずみが入り込み、詰まってしまった。騒いでいると、そこにはなぜか大きな体の黒人のボーン(ヤフェット・コットー)が居た。ボーンは簡単にねずみを捕まえたが...
ブラックプロイテーションも作っていたラリー・コーエン監督のデビュー作である。とってもナンセンス!いい意味でも悪い意味でも。冒頭からの死体の映像等からも伺えるように、ドラッグの雰囲気を感じさせずにはいられない位に不可解な内容。しかし映像の随所にはそのカウンターカルチャー的な残り香が感じられる前衛的な雰囲気を持っている。しかしメッセージ性は薄いように感じた。このブラックコメディはかなり不可解でナンセンス。この世の全ては幻なのか?
若手の監督に好きな様に作らせて出来たという雰囲気がとってもある。しかしその若手監督は次の年には「Black Caesar / ブラック・シーザー (1973)」というカッコイイ映画を撮っていたりするのだ。
(9/29/10:DVDにて鑑賞)