SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Poor Pretty Eddie / 日本未公開 (1975)

Cast >> Leslie Uggams (Elizabeth 'Liz' Wetherly), Shelley Winters (Bertha), Michael Christian (Eddie Collins), Ted Cassidy (Keno) ...
Director >> Chris Robinson, David Worth
Writer >> Jean Genet (play "The Balcony"), B.W. Sandefur
Producer >> Michael Christian
Genre >> Horror
Country >> USA

総合ポイント >> 3.5/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 5 Direct >> 3 Music >> 3

Creepy, weired, insane, psycho...bring out all those kind of words.
リズ(レスリー・アガムス)は有名なシンガーで大舞台で国歌を斉唱する仕事を終えたばかりで、次のツアーまで休暇を取りたいと言い、一人で車で喧騒から逃れるために南部へと向かった。しかし人里離れた場所で車が壊れ、近くにあった「バーサのオアシス」という山荘で直して貰う事にした。そこにはオーナーのバーサ(シェリー・ウィンタース)、プレスリーのような格好をしたバーサの若いつばめのエディ(マイケル・クリスチャン)、山荘で小間使いをしている大男のケノ(テッド・キャシディ)が居た。リズは居心地が悪く、特にエディからの執拗なモーションには困っていた。しかしどうにもする事が出来なかった。リズにとって想像もしていなかった最悪の休暇が始まる。

薄気味悪い。ホラー映画であるが、視覚で怖がらせる映画ではなくて、精神的なダメージを食らう映画である。変にエクスプロイテーション映画で、変に70年代調の麻薬が効いてるサイケデリックな映画である。名優のシェリー・ウィンタースレスリー・アガムスとテッド・キャシディがなぜこの映画に出演する事になったのか、全くもって理解出来ない。内容に魅力は感じないが、彼等のもつそれぞれの魅力がこの奇妙な映画になぜかマッチしているのが不思議だ。あのシェリー・ウィンタースのキーキー声で若いつばめの名前を連呼する場面とか、レスリー・アガムスが無表情になっていく所とか、テッド・キャシディの登場シーンとかがこの映画を形成している。しかし、レイプされているシーンで、まるで2人が愛し合っているかのようなムードのある音楽は、やっぱりどう考えても理解不能だ。でも旋律がずれたウェディングマーチは良かった。

良い所と最悪な所が気持ち悪く同居していて、この映画を薄気味悪くしている。こういう事件もたまに耳にするので、余計に薄気味悪い。そして後味も悪い。とにかく人里離れたところに車で一人で行くのは止めようと思った。マジで。

(7/16/10:DVDにて鑑賞)