ウィル・スミスのプロジェクトを続けて2つ。
ウィル・スミスが自身の制作会社「Overbrook Entertainment」で制作する予定なのが、「The Legend Of Cain」。聖書にもあるカインとアベルのカインの物語で、それにバンパイアの要素を加えるとの事。スミスはこの映画で主役のカインを演じる予定で、スミスにしては珍しく悪役となりそうだ。制作には妻のジェイダ・ピンケット=スミス、James Lassiter、Ken Stovitzの3人。脚本はジェイダ・ピンケット=スミスの弟カリーブ・ピンケットとDan Knauf、Andrea Berloffが務める。まだ監督やスタジオなどは決定していない。
Now Will Smith Wants To Play Bad Boy Cain (…With Vampiric Twist) | Deadline
そしてもう一つはスミスの「Overbrook Entertainment」が制作予定の神経科学の教授S・アレン・カウンターの物語。こちらは俳優としては今の所参加しないで、制作者としてのみ参加する予定。また女優で監督のデビー・アレンも制作者として参加予定。「アポカリプト」のファラド・サフィニアが脚本を担当する予定。カウンターとスミスはハイチ救済等で一緒にプロジェクトを行った事がある。またカウンターは70年代にスリナムの雨林を探索し、17世紀から18世紀の奴隷の末裔達である原始人を発見し、ドキュメンタリー映画を制作。80年代にはグリーンランドで最初に南極点に到達したといわれるピアリとマシュー・ヘンソンの子孫を探し、アメリカの彼等の子孫と出会うプロジェクトをしたりした人物。今は、ハーバード大の医学科の教授であり、ハーバード大のハーバード財団の理事も務めている。