ゴシップに縁遠いオスカーにもノミネートされた名優ドン・チードル。今回もゴシップという訳じゃないが、飛行機に乗る際に悲惨な目に遭ってしまったのでその話を。ドン・チードルは奥様のブリジッドと席が離れている事に気付き、エアラインのカウンターで席を一緒にして貰えないか頼みに行こうとしたら、カウンターが混んでいて、スタッフが「みんな下がって！下がって！（Back off!）」と叫んでいるのに気がついた。それを聞いたチードルは飛行機にかけて「back up（シートベルトをつけて）じゃないの？」と返した。仕方がないので、飛行機に乗り込んでからアテンダントに代えてもらおうとしたら、今度はもっと無礼に答え返してきたので、チードルは「結構！」と答えて振り向いた所、そのアテンダントは「そんな風に振り返らないで。なんなら飛行機から放り出すわよ！」とチードルに向かって行った。しかしロサンジェルスに着くころになって、そのアテンダントはチードルが有名人だという事にようやく気付いて、お詫びのクルボアジェ（高級コニャック）を持ってきた。チードルは「なんで？」と聞くと、そのアテンダントは「帽子を被った黒人がファーストクラスにこっそり忍び込んだと聞いて、最初は貴方だと思ったので失礼な態度を取ってしまった」と答えた。しかし更に状況を悪化させたのは、有名人と言ってもドン・チードルじゃなくて、サタデーナイトライブのレギュラーだったTim Meadows (ティム・メドウス)だと思っていたとの事。
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ドンチー、ご愁傷様です。疲れただろうね。ただでさえ飛行機は疲れるのに。
