Cast >> Ray Charles (Himself), Tom Bell (Steve Collins), Mary Peach (Peggy Harrison), Dawn Addams (Gina Graham), Piers Bishop (David), Betty McDowall (Mrs. Babbidge), Joe Adams (Fred) ...
Director >> Paul Henreid
Writer >> Paul Henreid, Burton Wohl
Producer >> Herman Blaser
Genre >> Drama
Country >> UK
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 4 Direct >> 3 Music >> 5
Ray's Ballad
レイ・チャールズ(レイ・チャールズ)はロンドン公演の前に障害を持った子供達の通う学校を訪れて、子供達に音楽の楽しさを披露した。その教室に居た盲目のデイビット少年と母に学校の出口で出会い、突然の雨が降っていたので2人を車で送る事にした。同じ盲目のデイビットに時間が分かるレイがしていた特注の時計をあげた。レイとデイビットと母の交流が始まるが...
レイ・チャールズという人は2004年の自伝映画「レイ」で大成功した事でも分かる通り、魅力的なドラマになる人物である。ジェイミー・フォックスの才能やテイラー・ハックフォードの采配も光るが、やっぱりレイ・チャールズの歩んできた人生そのものも魅力の一つだった。そのレイ・チャールズが映画に出て演じるとしたら?やはり自分自身なのである。レイ・チャールズの個性である素晴らしい音楽の才能と盲目という事柄を生かしたドラマになっている。ただ、全体的にレイ・チャールズが盲目の少年を助けその母と恋人を親身に助け過ぎる部分が感傷的でメロドラマ風過ぎる所がある。
この映画ではレイ・チャールズの初期のヒット曲の殆どが歌われている。その曲も子供達と歌っていたり、コンサートで歌っていたり..オープニングでカッコいいミュージックビデオ風に歌っていたり... レイ・チャールズの歌の魅力にこの映画の脚本は勝てる事が出来なかった。しかしその彼の最大の魅力が満載だ。
(3/17/10:DVDにて鑑賞)