Cast >> John Cusack (Jackson Curtis), Chiwetel Ejiofor (Adrian Helmsley), Danny Glover (President Wilson), Thandie Newton (Laura Wilson), Oliver Platt (Carl Anheuser), Amanda Peet (Kate) ...
Director >> Roland Emmerich
Writer >> Roland Emmerich, Harald Kloser
Producer >> Roland Emmerich, Mark Gordon, Harald Kloser
Genre >> Sci-Fi
Country >> USA
総合ポイント >> 3.25/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Pre Avatar
2009年、エイドリアン(キウェテル・イジョフォー)はインドに居る科学者の友人から地球の核の温度が異常に急上昇している事を知らされた。エイドリアンはそれが世界中で大災害の引き金になる事を大統領主席補佐のアンハイザー(オリバー・プラット)と大統領ウィルソン(ダニー・グローバー)に伝えた。アメリカ政府は数カ国の一部の首脳だけにそのことを発表した。2012年、売れないSF作家のカーティス(ジョン・キューザック)は別れた妻との子供達とイエローストーンに来ていた。そこで一風変わったチャーリー(ウッディ・ハレルソン)に出会い、彼は地球の最後の予言を信じていた。
人々は予言していた。「アバター」の出現により映画視覚が変わっていく事を... この映画は悪い訳じゃない。それなりにジェットコースターに乗ったような視覚の面白さはある。スクリーンで見慣れているロサンジェルスの町が無残に崩れていく。その中を見事に避けながら運転していく。でもそれが余りに凄すぎてコメディにしか見えなかった。「インディペンデンス・デイ」のように一般人と要人の結びつきが見えなかった。最後は嘘でも階級もなく一緒に地球を守るんだという熱さが見えなかった。台詞も安っぽかったのが残念。
監督自らが言っていた。大きな仕掛けの映像に小さな親密なストーリーを混ぜるのが自分流だと。そのストーリーが小さすぎた。人々はもう先の映像革命を予言し待っていた。面白くない訳じゃないが、人々は地球が終末を迎えて人が生き延びるだけというストーリーだけでなく、また新鮮で斬新なストーリーを待っている。
(3/10/10:DVDにて鑑賞)