Cast >> (Voice) Anika Noni Rose (Princess Tiana), Keith David (Dr. Facilier), Oprah Winfrey (Eudora), Bruno Campos (Prince Naveen), Jim Cummings (Ray), Jenifer Lewis (Mama Odie) ...
Director >> Ron Clements, John Musker
Writer >> Ron Clements, John Musker, Rob Edwards
Producer >> Peter Del Vecho, John Lasseter
Genre >> Animation
Country >> USA
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 4
Please kiss my mixed emotions tenderly
ニューオリンズの貧しい地区に住んでいるティアナ(アニカ・ノニ・ローズ)。レストランを持つ事が夢の父ジェームス(テレンス・ハワード)の才能を引き継いだティアナも料理が得意だった。暫くして父を亡くしたが、レストランを持つ夢を引き継いだティアナはレストランを掛け持ちで朝から晩まで働きお金を貯めていた。そんな時にニューオリンズに音楽好きの王子ナヴィーン(ブルーノ・カンポス)がやってきたが...
みんなが大好きなディズニー映画の伝統が受け継がれている作品。いい意味でも悪い意味でもだ。いい意味で、シンデレラのように努力すれば報われるという夢のある御伽噺で、ディズニー映画好きの少女(大人の女性も含むべきかもしれない)達を魅了する作品だ。主人公ティアナは本当に努力を惜しまない、そして性格も前向きで愛すべき主人公。しかし悪い意味で今までアフリカ系アメリカ人を無視してきたディズニーの理解の無さが出てしまった。なぜに王子は無職で楽天的で音楽好きなのだろう?なんで普通の素敵な王子じゃないのだろう??なぜティアナがそこまでしてナヴィーンに世話をしなくてはならないのだろう??なんで白人の女の子はあそこまでに地位に固執するのだろう??それらは悪い固定観念ではなかったのか?ここまで感じる私は意地悪で卑屈なのだろうか?私は気楽にディズニー映画を楽しめる少女ではない事は確かなようだ。
今度ディズニーランドに遊びに行ったら、ティアナやティアナグッツを見て「可愛いー」と言いながらワクワクする事は間違いない。でも同時に何だか複雑な気分が襲う事が予測できる。
(12/21/09:劇場にて鑑賞)