Eyes on Prize
さ、ヴァラエティ誌が等々アカデミー賞の候補者となるリストを発表し始めましたよ。そしてアカデミーもドキュメンタリー部門の15本を発表。そこから更に絞って最終的には5本になります。
いよいよ、賞レースの本番ですね!
ヴァラエティ誌が選ぶ作品賞の候補者の一覧は、こちら。やはり「Precious: Based on the Novel Push by Sapphire / プレシャス (2009)」に目が行ってしまいます。そしてモーガン・フリーマンがネルソン・マンデラに扮した「Invictus / インビクタス/負けざる者たち (2009)」も入ってきてます。そして主演男優部門候補者の中にもモーガン・フリーマンの名前が!そして助演男優賞の中には、何と...若手のアンソニー・マッキーの名前も!!!ノーマークでした。「The Hurt Locker」というイラク戦争がテーマでニューヨークタイムスのクリス・ヘッジスが書いた作品が原作。この映画からは主演部門でもジェレミー・レナーという俳優が選ばれてます。
そして主演女優賞部門に「Precious」のガボレイ・シディベが選ばれてます。そしてそして助演女優賞部門では同じく「Precious」からモニーク。
今年は「Precious」が頑張っているお陰で各部門で期待出来そうなので、今から楽しみです。でもこれは飽くまでもヴァラエティ誌が今の所選んでいる記事なので、また本番では違った顔ぶれになる可能性も十分にあります。しかし「Precious」のシディベのノミネーションはほぼ間違い無しとも思われ、ヴァラエティは「Oscar likes fresh faces(オスカーは新鮮な顔ぶれがお好み)と題して、AFI祭での「Precious」のスクリーニングの際にシディベがスタンディングオベーションを受けた事を書き、メリル・ストリープやヘレン・ミレン等のオスカー常連ベテラン勢との戦いについて述べている。
また本日発表されたのがドキュメンタリー部門の15本。ここから最終的には5本となる。今年ドキュメンタリー映画で一番稼いだマイケル・ムーア監督の「Capitalism: A Love Story」がそのリストから漏れた。オスカーに間に合うようにと、締め切り日ギリギリに公開されたのにも関わらずである。そして期待されていた「Tyson / マイク・タイソン THE MOVIE (2008)」もリストから外された。しかし、ジョージ・フォアマンやジョー・フレイザーというモハメド・アリと対戦した人々が語るドキュメンタリー「Facing Ali / フェイシング・アリ (2009)」はリスト入り。また日本でも物議となった「The Cove」もリストに入ってます。
今年のオスカーはどのように??