BET Hip Hop Award 09
収録はもう2週間前に撮影していたと思うのですが... ようやくTVで放映されました。BETのヒップホップ・アワード09。予備知識はキドゥン・プレイが久々に2人揃って来ていたという事と、司会がコメディアンのマイク・エプスだという事だけ。VH1のHip Hop Honorsがイマイチだったんで、こちらに期待していたんですが...いやはや。所々は良い所もあるのですが、全体的に重量感が低め。重みが無かったですね。というのも、Gucci Maneのライブなの??って位に彼の出番が多すぎ。3回位出てた。そんなにそこまで人気があるように思えないんですが... 割りとその位の若いアーティストのパフォーマンスが多かったです。で、途中にスヌープみたいなベテランが出てくるんですが、やっぱり力の差を見せ付けてしまうので、余計に若手のダメさが目につきました。面白かったのは、そのベテランと若手の差。力の差というだけでなく、ファッションの差もありましたね。ベテランは黒一色という人が多くて、割りとジュエリー(ブリンブリン)も一つだけつけている人が多かったけれど、若手はジュエリーも良く意味が分からないセンスの悪い物を沢山つけている傾向が見られましたねー。なんかセンスが無いんですよ。あとセンスと言えば、若手の中でも大きく2分されていて、センスの悪いジュエリーを沢山つけてジーンズは未だダボダボ派と、最近のアフロ・パンクと言われるオシャレセンスもあってスキニージーンズでも上手く着こなせる派に分かれているのも面白かったですね。
昔気質のGucci Mane。でもグッチはあんまり着ませんの。
アフロ・パンク系New Boyzの2人。若すぎ。今時。
このアワードで御なじみとなったのがCypherですね。すぐに削除されるかもしれませんが、Youtubeで見つけたCypherの部分を。
今朝読んだTwitterでは、みんなエミネムが良かったというけれど... 私はイマイチかな。彼のライムに共感した事がないのと、全部同じに聞こえるあの独特なフローが苦手なんです。私はNicki MinajとWaleのフローが好き。ライムは未だ説教を続けるKRS-Oneやタンザニアのラッパーも良かった。
キドゥン・プレイの出演は感激。登場の仕方とかもあって、テレビの前で思わず「うぉーー」と唸ってしまいました。
上↑はNBA選手レブロン・ジェームスがあのキドゥン・プレイの踊りをCMで披露したもの。下↓は本家。1:20辺りから泣ける。
あ、今週末は時間あったら「House Party / ハウス・パーティ (1990)」を見直しちゃおうかと思います。テレビでこの映画が放映されていると、夫とついつい見ちゃいます。そして夫の思い出話に花が咲きます。あの踊りをやっていた事、やっぱりハイトップにしていた事。でもキッドみたいには伸びないので、どうしてもプレイ位になってしまう事。後ろ髪を伸ばしていた事(ヤンキーの子供か!)とか。うちの夫はあの時代に丁度青春を迎えてましたからね。でも当時に会っていたら、絶対に結婚は無かったわ。時よ、ありがとう。
でもアイス・キューブ兄貴の「I Am Hip Hop」アワード(賞の名前はダサい)で死亡寸前。アイス・キューブは変わらないですねー。デビュー当時の一時期にジェリーカールだった頃を除くと。
そしてラストのグッティ・モブの再結成で完全に死亡。Big Gippが日本の女性物の着物を着ていたのが笑った。写真もビデオも見つけられませんでした。ごめんよー。「Cell Therapy」をやったのは驚き。もう一曲はアウトキャストのBig Boiも加わりました。グッディ再結成なら、Dungeon Familyも再結成でもう1枚アルバム出て欲しいっす。切なる願い。
と、良い所を書いてみました。