Fast & Furious / ワイルド・スピード MAX (2009) 625本目
日本も10月から公開でCMも始まりましたね。日本で公開するのは、やっぱり3作目の「The Fast and the Furious: Tokyo Drift / ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT (2006)」が日本が舞台だったので人気というか話題になったからでしょうねー。今回はその3作目のちょっと前の時代設定です。なぜ3作目にヴィン・ディーゼルが登場したのか?等が、分かる仕組み。でも出演者はオリジナルの1作目に登場していたヴィン・ディーゼルとポール・ウォーカー、そしてミシェル・ロドリゲスにジョーダナ・ブリュースターという4人が勢ぞろい。3作目では東京が舞台でしたが、今回は色んな所に舞台が飛びます。そしてヴィン・ディーゼルの役とポール・ウォーカーの役は1作目で仲違いしたままになっていましたが、ようやく4作目で...ですね。というか、やっぱりこの映画はヴィン・ディーゼルが居てナンボですね。何となくブルース・ウィリスと被るかなー。生き方が不器用そうで、身も心もズタズタになりながらも戦う姿がカッコいいというか。でも実際のヴィン・ディーゼルは脚本とかも書けちゃう多彩で器用な人なんですよね。ハリウッドでプロデューサーをしているマックス...(ごめんなさい名前忘れた)という人の本の中に、制作会社に映画を売り込みに行った時に先に待っていたのが、若き日のヴィン・ディーゼルだったという話がありましたね。気さくな若い男性だったらしいです。うーん、やっぱりこの映画はヴィン・ディーゼルがあっての映画ですね。カッコ良さ度が全然違います。カッコいいと言えば、1作目のミシェル・ロドリゲスがかっこつけ過ぎであんまり好きじゃなかったんですが、今回のは年を重ねたせいか角が良い感じに取れてカッコ良かった。ジョーダナ・ブリュースターも色気が増してましたね。ポール・ウォーカーは相変わらず。2枚目路線ですね。でも特典映像を見ると、彼は凄い笑い上戸なんですね。そのせいでNGになる事が多かったみたい。笑い過ぎですよー。
とは言え、この映画の主役は車です。...私、車については全くの無知なもので...そのお話はどこか他で読んでください。今回も色んな所でレースしてます。へー、そんな所で!とビックリです。ああいう世界が本当にありそうですね。つい最近も国境近くで麻薬抗争が激化していて何十人も死んでいるそうですし。無い話じゃない無いですよね。あっては欲しくないですけどね。まあ、普通にアクション映画でいけそうな話にこのシリーズをくっ付けた感じもしました。無理矢理だなって思う場面もあった。この映画の特徴である、時代を先取りしている感じが今回は薄かったかな。物語はいつもよりは見やすくて面白かったんですがね。でも最後が途中までは良かったんだけど、最後の最後が...って感じもした。というかですよ、最初に書いたように3作目のちょっと前の時代設定って事が最初に分かってるんで、最後のドキドキ感が無いんですよ、監督ぅーーー!!!映画なので仕方ないですけど。でもいつも通りの派手なカーアクションにアドレナリンが出ますね、
今回は「Miracle at St. Anna / セントアンナの奇跡 (2008)」でエラくカッコ良かったラズ・アロンソが悪役で登場ー。モヒカン姿も様に...なってたかなー???(笑)若手コメディアンのブランドン・T・ジャクソンが少しだけ登場していたのもビックリ。本当に少しでしたが... 噂ではタイリースが出る予定だったのに出てないんですね。
最後に真似しないでくださいという注意が出てくるけど、真似出来ませんから。
感想とあらすじはこちら。
(3.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)