Brotherhood of Death / 日本未公開 (1976)
Cast >> Roy Jefferson, Le Tari, Haskell Anderson, Mike Bass (Capt. Quinn), Jim Bradley, Barbara Cherry ...
Director >> Bill Berry
Producer >> Ronald K. Goldman
総合ポイント >> 4/5点満点
Contents >> 5 Performance >> 4 Direct >> 4 Music >> 3
Do or Die
レイモンド(ロイ・ジェファーソン)とネッド(ル・タリ)とジュニア(ハスケル・アンダーソン)の3人は南部の町に住む若者だったが、すぐにベトナム戦争に行く事になっていた。ベトナムでの厳しい訓練と激しい戦闘にも耐えて無事に町に戻ってきた3人をバーのエース(マイケル・ホッジ)が迎えた。しかしすぐに町で黒人女性が白人男性にレイプされる事件が起きたが、誰も逮捕されなかった。怒った黒人が犯人を襲った。そして町のKKKはまた激しく動き出し...
思った以上に面白い作品だ。ベトナムへ行く前にも白人とのいざこざがあったが、その時には主人公の3人が逃げている。そしてベトナムから帰ってきた3人は鍛えられていて、自信にも繋がっている。ブラックスプロイテーションなのに取りあえず銃を置いて、町の人々の気持ちを揺さぶって投票登録を呼びかけていくシーンが清々しい。そして町の人々は3人に協力していく姿も面白い。彼等は白人の家でメイド等をしているので、いつもはネガティブに描かれている事をそれを逆手にとってそれをポジティブにしているのだ。
やるかやられるか...最後はブラックスプロイテーションらしく緊迫したアクションを見せてくれる。そして最後にはKKKの看板を映し出す。中々挑戦的である。
(6/15/09:DVDにて鑑賞)