同時期に開催された批評家チョイス賞とゴールデン・グローブ賞。両方まとめて。
残念ながら今年のアワードは黒人俳優や作品にとっては不作(と言ってもいい作品や演技が見られなかった訳じゃないけど)の年。
両方に登場したのが「Doubt (2008) - IMDb」の演技で助演女優賞にノミネートされていたヴィオラ・デイビス。批評家チョイス賞はあんまり俳優も集まらなかったので、受賞スピーチを代役する事が多かった。デイビスも共演したメリル・ストリープが会場に来ていなかったのでスピーチの代役をしていた。でも中々。「多分彼女がこの舞台に立っていたら、こういう人達に感謝の言葉を述べていると思います...」と言い出演者とか監督の名前を出して、最後に「私には特にね!!」と去り際にチャーミングでした。みんなも一斉に笑ってました。批評家の方にコモンがプレゼンターで登場。その位かな?
ゴールデン・グローブではブルース・スプリングスティーンのスピーチが面白かった。「クリント・イーストウッドと同じカテゴリーで勝負出来るのは最初で最後かな?」なんて言ってました。スピーチで笑ったのは、ミッキー・ロークもでした。なんと犬にまで感謝の言葉を述べていました。昔はサントリー(だっけ?)のコマーシャルでカッコいい所見せていたんですが、今は別人みたいですよね。あの頃、中学生だったけど、友達が好きで酒屋からあのポスター貰って貼っていた子がいましたよ。俳優的に復活できてよかったですよね、本当に。あの「Resurâ (2008) - IMDb」は面白そう。ダーレン・アロノフスキー好きだし。好きと言えば、スコセッシ監督のキャラはやっぱり好きです。後はテレンス・ハワードがプレゼンターで登場した際にポール・ジアマッティが受賞して、プチ「Big Momma's House / ビッグ・ママス・ハウス (2000)」同窓会だなと思ったり。テレンスはジアマッティが受賞出来て凄い嬉しそうな表情だったけど、それをジアマッティは軽く交わしていたのであんまり仲良くはないんでしょうね。
後はテレビ部門で「30 Rock」が受賞した時にスピーチしたのが、トレイシー・モーガン。目立つ白いタキシードで「オバマが選挙で勝ったら、俺が受賞スピーチしてもいいって、ティナ(・フェイ)と約束していたんだ」と、スピーチしてました。笑いました。
感動的だったのはヒース・レジャーに対してみんなスタンディングオベーションをしていた所ですね。
今年のオスカーは「Slumdog Millionaire (2008) - IMDb」で決まりなのかな?見たいなと思ったもやっぱり「Slumdog Millionaire (2008) - IMDb」と「Resurâ (2008) - IMDb」ですかね。
http://www.goldenglobes.org/
http://www.vh1.com/shows/events/critics_choice_awards/_2009/