1950年代から活躍していた燻し銀の名優バーニー・ハミルトンが2008年12月30日の夜に心拍停止で亡くなった事を息子のラウル・ハミルトンが明らかにした。80歳だった。テレビシリーズ「スタスキー&ハッチ」ではオヤジさんの愛称で呼ばれていた警察主任を演じていた。また70年代にはブラックスプロイテーションの帝王フレッド・ウィリアムソンのサイドキックとして「Bucktown / 日本未公開 (1975)」や「Hammer / ハンマー (1972)」等で共演もしている。
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私が好きだったのは「Bucktown / 日本未公開 (1975)」での演技です。酔っ払いの役なんですが、哀愁があってよかった。「Claudine / 愛しのクローディン (1974)」でジェームス・アール・ジョーンズが演じた役は、本当はバーニー・ハミルトンが演じる予定だった。でも主役のクローディーンに決まっていたダイアナ・サンズが病気になり降板、ダイアン・キャロルが主役に決まり、相手役もジェームス・アール・ジョーンズに代わってしまったんです。ダイアナ・サンズとバーニー・ハミルトンの「クローディーン」も面白かっただろうなって思う。
また同じニュースではボブ・マーリーへの楽曲を提供していたソングライターのヴィンセント・フォードがジャマイカで亡くなった事も伝えている。
安らかに。