SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Jesse's tears say it all

昨日からテレビつけっ放し。色んな所を見ていたら、スパイク・リーがゲストで出ていた。多分日本にもオバマのスピーチの様子は流れていたと思うけれど、スパイクもあのシカゴの公園に居た。彼は昨日からは「AB」だと言っていた。「BC(Before Christ)」とか「AD(Anno Domini)」とかと同じで、「AB(After Barack)」と「BB(Before Barack)」で全然違うんだ!と言っていた。いかにもスパイクらしい発言。確かにそう思う。昨日を境に全然違うように思える。今日はなぜか多くの人がニコニコしていた。アメリカでは知らない人でも通り過ぎる時に、にっこりと微笑みかける事が多いけれど、ココに引っ越してきてからは都会だからか、あんまりそれも無かった。でも今日は老若男女、そして人種問わずみんなニッコリしていた。きっとそれは私もニッコリしていたからだと思う。

今日のオプラ・ウィンフリーのショーが良かった。
ジョン・ルイスキング牧師と共に戦った活動家で今は政治家)や、ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニア(オプラのルーツを探ったハーバードの教授)、CNNのデビット・ガーゲン、マケイン支持の政治評論家等。ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアに寄れば、1863年の正月、リンカーン奴隷解放宣言書にサインする時に何万人もの黒人が北部に集まって、本当にちゃんとサインするのか見守ったという。それから1938年にはマックス・シュメリングとジョー・ルイスの試合の模様を聞く為にラジオ所に集まった黒人。そして1963年にはワシントンDCに集まり、キング牧師の夢を聞いた何万人もの人達。そして2008年11月4日。その今までのものとも全然違っているとゲイツは言っていた。またデビット・ガーゲンやマケイン支持の人の話とかをきいていると、色々な政治論の違いを乗り越えて、また一つにまとまりつつあるなと感じた。でもその一つにまとめるのに大きな貢献したのがジョン・マケイン。彼の昨日のスピーチは本当に素晴らしかった。あの調子でキャンペーンしていたら、もしかしたら昨日は違う結果を見ていたかもしれないと思わせる程。

そしてあのシカゴの公園で人の目も憚らず大泣きしていたジェシー・ジャクソン。
彼のあの涙が全てを物語っていたように思える。
キング牧師が銃で倒れた時に亡骸を抱き上げたジェシー・ジャクソン。
そのジェシー・ジャクソンが一般市民に混じって、アメリカ国旗を持ち泣いている姿にグッときました。
「Keep Hope Alive!」と叫んでいたジェシー・ジャクソン。彼の希望が行き続けたからこその昨日。

本当に昨日から何か違うのだ。昨日ほど、アメリカに居て良かったと思った時はない。確実に私は歴史を目撃したのだから。