When Closet Racist Come Out
今回の選挙で興味深いのが「クローゼット差別者」達の存在。ゲイの人達がその事実を隠していたけれど、公表する事を「Come out Closet」という。それと同じでアメリカには(いや世界中に)差別者という事を隠している人が多いように思える。いや、今までの生活の中であまり黒人やその他の人種と関わる事も無かったから、差別者になる必要も無かったと言うか... だけど今回は選挙に行かないと、今まで気にも留めてなかったけれど嫌いだった黒人が大統領になってしまうかもしれない。彼らにとってはヤバイ事。
60年代の公民権運動が実を結んで、大っぴらな差別はナンセンスでタブーだとされてきた。
しかし今、クローゼット差別者達が堂々と自分達の感情を露にしている。
これや、これや、これや、これや、これや、これや、こんな風に。
そして今回の選挙で露になったのが、今までは人種差別と言えば「南部」だった。所がこういう事が各地で起こっているという事。バラク・オバマが票集めで苦しんでいるのが、インディアナとウエストバージニア。インディアナもウエストバージニアの票が伸びないのはオバマが黒人だという事が関係しているのかも分からないが、ウエストバージニアはいちようメイソンディクソンの線で南部となっているけれど所謂深南部でないし、インディアナは南部では無い。
もちろんマケイン支持者の中でちゃんとマケインの政策を支持している人達が大半だと思う(思いたい)。でも中にはそうじゃない人達も居るのは確かなのだ。残念だけど。
いつになったら個々の人格が問われる時がやってくるのでしょうか?