Cast >> John Hart (Dr. Stein), Ivory Stone (Dr. Winifred Walker), Joe De Sue (Eddie Turner), Roosevelt Jackson (Malcomb, the servant) ...
Director >> William A. Levey
Writer >> Frank R. Saletri
Producer >> Frank R. Saletri, Ted Tetrick
Genre >> Horror
総合ポイント >> 3/5点満点
Contents >> 3 Performance >> 3 Direct >> 3 Music >> 3
Hard Feelings
ウィニフレッド(アイボリー・ストーン)の彼エディ(ジョー・デ・スー)はベトナム戦争帰りで手と足を失った。希望をも失ったエディの姿を見てウィニフレッドは、自分が以前に教えてもらっていたノーベル賞受賞の外科医シュタイン医師にエディの手と足を元通りにしてもらう事にした。しかし...
絶対に面白くなるような要素、フランケンシュタインやベトナム戦争に愛憎物語と沢山入っているように思える。3大怪物の一つであるフランケンシュタインも、他の怪物と同じく悲しい歴史を引きずっていたりするので、物語が合えば絶対に面白くなる筈なのである。途中までは確かに期待出来た。主人公がブラッケンシュタインに変わってからの最初の被害者は、その訳がハッキリしていたので納得出来る。でも途中の被害者は意味が分からない。それはブラッケンシュタインが怪物化していく過程がイマイチ掴みにくい。楽しくてやっているのか、やらないといられないのか、その訳が分からなかった。ベトナム戦争についても、別に戦争に触れる事もなく名前を使っただけに過ぎないし、愛憎についても同様でプロットに使われただけ。音楽も全然怖くないシーンで緊張感のある怖い音を使ったり不可解。編集の雑さも目立った。
ただエンドロールの出し方と影の使い方は上手かった。特にエンドロールは下から上じゃなくって、上から下という逆。
後DNAも出てくる。DNAで何でも分かってしまう今の世の中。それを粗末にする事で起こる悲劇。もっと作り込めば絶対に面白くなった筈なのだ。ブラッケンシュタインには、フランケンシュタインのような哀愁が無かった、絶対にあった筈なのに。
(9/1/08:DVDにて鑑賞)