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ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Blackenstein / ブラッケンシュタイン (1973) 51本目

日本ではなぜか「Abby / アビィ (1974)」と抱き合わせでDVD化されている作品です。でも断然に「アヴィ」の方が出来た作品ですけどね。まず俳優の質とか全然違いますから。

ブラッケンシュタインは、そのまま黒人のフランケンシュタインです。時代が70年代という事で、ベトナム戦争帰りの男が足や手を失って...と時代を反映していますが、その位です。何か勿体ない映画なんですよね。もっと上手い人達に作らせたら絶対にもっと面白くなったと思う。怖さも無いし、物語も怪物物なのに切なく無い。残念なんですよね。何か全然関係ない所で怖い曲とか入れちゃったりと、素人ぽい作り、逆に素人ぽさが映画で面白くなっていたらそれはそれでいいと思うんだけど、それも無い。影を上手く使おうとしている努力は見えました。でもホラー映画らしく男女がいちゃつくシーンで殺されちゃうシーンは多かった。ホラー映画のお約束ですよね。後、DNAによって変化していってしまうのは面白い。今の時代、DNAで父親だろうが犯人だろうが何でも分かっちゃうんだから。そのDNAで若さを保とうとするオバサンの存在も面白かったし。でも、そこまで。何か物語自体がしっかりしてない。ブラッケンシュタインが変わっていく様みたいのがイマイチ。彼は何の為に夜な夜な人を殺すのか?それがイマイチ説得力に欠けていたと思うんです。一番最初の被害者はその理由がハッキリと分かるんですが、その後がね。恋人の女性も、彼氏があんな風になったのに全然感情が出てこないのも不思議な感じがしました。

でもその女性の登場シーンの黄色のスーツが目茶可愛い。シンプルだから今でも着れそうだなって思いながら見てました。後、カッコいいと言ったらエンディングロール。普通とは違う感じ。後、ストリップクラブでコメディアンが出てくるのも面白い。初めて見るコメディアンでしたが。

ラストがね。「うん?あれで??」って感じがしましたね。何か残念なんですよ、この映画!!

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(3点/5点満点中:DVDにて鑑賞)