Cast >> Keenen Ivory Wayans (Shame), Charles S. Dutton (Rothmiller), Jada Pinkett Smith (Peaches), Salli Richardson (Angela), Andrew Divoff (Mendoza), Corwin Hawkins (Wayman), Gary Cervantes (Luis) ...
Director >> Keenen Ivory Wayans
Writer >> Keenen Ivory Wayans
総合ポイント >> 4.5/5点満点
Contents >> 4 Performance >> 5 Direct >> 5 Music >> 4
Tempo
シェイム(キーネン・アイボリー・ウェイアンズ)は元LAPD(ロサンジェルス市警)だったが麻薬を牛耳っているメンドーザを追っている際に失敗して私立探偵となり、小さい頃から知っているピーチーズ(ジェイダ・ピンケット)が手伝いをしていた。シェイムの元同僚のソニー(チャールズ・S・ダットン)が訪れた。シェイムへの仕事の依頼が、メンドーザの元彼女であり、シェイムとも愛し合った事のあるアンジェラ(サリ・リチャードソン)を探す事だった...
弟のデーモン・ウェイアンズが「モー・マネー」で成功させたテンポのあるアクションコメディ。兄も負けずとこの作品を作ったように思える。デーモンの場合、ストーリーの内容やアクションシーンでも銃と素手でお互いがボロボロになる生臭い感じがしたが、こちらは洗練された感じである。それもその筈、キーネンは空手の黒帯保持者なので、構えの姿が様になり、元警察官という役も無難にこなせる。また、相棒を小さなジェイダ・ピンケットにしたお陰でスピード感にも溢れていたように思える。今でこそセクシーで女性らしさをアピールしているピンケットが、ベリーショートヘアーにトレーナー姿でチョコチョコと走りまわる姿が実にチャーミング。でもそれだけじゃなくって、ラストには目をキラキラとさせて女性らしい一面を見せてくれているのは、彼女の魅力を残す所なく楽しめる筈だ。
また細かい所でお茶目なカツラを被ったり、捜査でもイタズラな面を入れたりするのは、キーネンの魅力も満載だ。
観客はジョークに笑ったり、アクションにハラハラしたり、ロマンチックな場面でメロメロになったりと、この映画のテンポの良さであっという間の時間を過ごしてしまいそうだ。
(8/15/08:DVDにて鑑賞)