コメディアンのバーニー・マックがバラク・オバマの資金集めのパーティで発したジョークが不評を得ている。
俺の小さな甥っ子が来て質問するんだ「おじさん、仮定的な質問と現実的な質問の違いは?」とね。俺は「分からないね、でもこう言ったんだ『2階に行って、お母さんに500万円で郵便配達の男とエッチ出来るか聞いてきな』ってね」
このジョーク後に2300ドル(約23万円)のオバマへの寄付をして会場に居た観客から「オバマを出せ!」と野次が飛んだという。その15分後にオバマは登場して
我々は人種で分かれる事は出来ないし、地域や階級、そして性別で分かれる事も出来ない。ということは、バーニー、次回の時にはネタを完璧にしておいてね。これは家族の問題。所で... (バーニーに向かって)今のは冗談だよ
と会場をなだめた。
もうひとつ、冗談で済まされないのが、ニューヨーカーという雑誌の表紙。いつもはこういう事にも寛大なバラク・オバマ陣営も今回ばかりは遺憾を表明している。
こちらがその表紙。
これには多くの政治評論家も呆れた様子。
そのニューヨーカーのプレスリリースでは「オバマの選挙運動を失脚させようと、間違った情報を流したり恐怖戦略を取っている事を風刺した」と語っている。ニューヨーカー誌の広報に寄れば「ニューヨーカー誌の読者は洗練された大人であり通用する」と思っていたらしい。反応を見ると、ニューヨーカーの読書のみならず、全米が理解していないようですが... この絵は風刺というよりも、そのプレスリリースの言葉を借りれば「間違った情報を流して恐怖戦略」を煽っているように思えます。
この件に関して反オバマの人は堂々と「表現の自由」なんて言っているらしいです。確かに「表現の自由」が規制されるのは良くない事だと思いますが、「表現の自由」を盾にしているアーティストも良くないと思います。というのも、ニューヨークのアーティストが開催した「The Assassination of Hillary Clinton/The Assassination of Barack Obama」という展示会があった。
ここで写真を見て貰えば分かるのだけど、これを芸術と呼ぶのだろうか??この展示会のアーティストは後に逮捕されて展示会を中止している。
この表紙の話題は我が家でもトピックにあがった。私が思うにまず書いた後で、そのまま表紙にOKになった理由も分からない。
Yikes! Controversial New Yorker Cover Shows Muslim, Flag-Burning, Osama-Loving, Fist-Bumping Obama | HuffPost