Hilary's Last Grumble
とうとう決まりましたね。フロリダとミシガン。フロリダは半分で良いとして、ミシガンは全然納得出来ません。ルール違反も甚だしい。バラク・オバマの名前が投票用紙に無かったんですよ。公正な選挙とは言えませんよね?クリントン、クニッチ、グラベルの名前だけが表示されている状態で「Uncommitted(浮動)」が40%だった訳です。候補者もですが、一番の被害者が投票した一般市民。昨日の討論会では、ミシガンの政治家がウダウダと言い訳をしていました。一番攻められなければならない人なのに、昨日の言い分は聞いていてイライラしました。本来なら既に民主党内で決まっているルールで無効な訳ですから...。っていうか、すべてが本来ならルールによって無効であるべきなんですよ。ヒラリー・クリントンだって、当初はそのルールに賛同していた訳ですから。しかしスーパーチューズデイを過ぎて、それ以降にずっとオバマに負け続けてヤバイと思って、文句を言うようになったんですから。急に態度変えたんですよ。ま、今回の結果だってヒラリーが勝てる訳じゃないんですから。今回は最後のヒラリーのワガママをDNC(民主党)が聞いてあげた感じを受けました。政治評論家もこぞって昨日の勝者は、民主党をまとめたオバマとも言っていた。AP通信の記者は昨日の出来事を民主党の事を「オバマの党だ」とまで称している。
それにしてもこの↓ヒラリーの支持者恐ろしい。
「黒人に投票するもんですか!そんなのアメリカじゃない」ですって。ヒラリーが女性だから...とかも言ってるけど、だからだめだと思う。もっとヒラリー個人の個性が尊重されないと... この人は、オバマに決まったらマケインに投票するそうですわ。ま、いざマケインが勝ったら...。もちろんヒラリー支持者は昨日の決定に怒ってます。ミシガンはそういう事情なのでおいておいて、フロリダを全部含めても勝てないですし... 今更ですよ。あの無効になると決定直後に文句言うなら私も分かるんですよ。そしたら色々と方法もあっただろうし、再選挙だって可能だったと思うし。自分たちの思い通りにならなかったからって、ああやって怒るのはどうかと... 殆どのオバマ支持者だって昨日の結論には不服なんですから。
しかし今日のプエルトリコの負けは悲しいっすね。もうちょっといくかと思いました。プエルトリコは11月の本選には参加出来ない。
ま、そんな事より...
オバマの付き人の特集がされていた。
レジー・ラブという人で若干26歳。デューク大学でバスケットとフットボールをやっていた人物(デュークのバスケットは名門)。NFLのグリーンベイ・パッカーズやダラス・カーボーイのトライアウトにも挑戦した人物。同じくスポーツ好きのオバマにとっては、レジーは弟のような存在だそう。選挙の日の朝恒例となっている縁かつぎのバスケットも、いつもレジーが付き合っているらしい。オバマのIpodに曲を入れるのもレジーの役目だそうで、ジェイZからジョン・コルトレーンまで幅広く入れている。オバマにはぴったりな人なんでしょうね。
On the Court and on the Trail, One Aide Looms Over Obama - The New York Times
NYタイムスの記事なんで、ログインしないと駄目かも... Googleで「Reggie Love Obama」とかで検索してください。
オバマ、とうとう教会離れた。これでまた一部の人が「オバマのモスリム説」を言うんでしょうね。全く、しょうがない。
それより、ジョン・マケインの牧師が酷いのに... ってそれは次回。オバマ支持者ももう先に進んでます。「ブッシュ引退パーティー」で盛り上がっているですよ。ヒラリーの名はもう出てこない...