ミルドレッドとリチャード・ラビングは1958年に結婚した。ミルドレッドはその時18歳で愛するリチャードとの子供を身ごもっていた。しかし、それは彼らが結婚したヴァージニア州では違法行為だった... 愛する2人がなぜ... ミルドレッドは黒人でリチャードは白人だったために、ヴァージニアでは異人種間の結婚を1924年に定めた法律で禁止されていたのだった。2人はワシントンDCに移り、ミルドレッドは当時の司法長官のロバート・F・ケネディに手紙を書き最高裁判所に訴えた。1967年にようやく最高裁判所が1924年の法律を覆し、彼らの結婚を認めた。それ以降は2人でヴァージニアに戻り、リチャードが亡くなる1975年まで一緒に暮らした。2人には3人の子供がいる。
そのミルドレッドが先日の5月2日に亡くなった。ミルドレッドは亡くなる前の去年、裁判所が決めた1967年から40年たったお祝いに出席してこう語っている。「あれは私がやった事ではない...神がした事なのだ」と。
ちなみにこの2人の物語は「Mr. & Mrs. Loving」として映画になっているようです。私は知りませんでした。早速見ようかと思います。主演はレイラ・ラションとティモシー・ハットン。ルビー・ディも出演している。
