この作品をサイトにアップする作業をしていた時、この作品は絶対に見られないものだと思ってました。恐るべしDVD化!
これが意外と面白いんです。曲とかもいいんです。これこそ隠れた名作かもしれないんです。
監督・主演・製作を担当したのが「Cotton Comes to Harlem / ロールスロイスに銀の銃 (1970)」等で御なじみのレイモンド・サン・ジャック。アーカンソーの小さな町を舞台に繰り広げる物語。ナンバー賭博やギャングというキーワードを元にそれらしい銃撃戦やカーチェイス等のアクションシーンあり、バディ(相棒)や恋愛等の人間ドラマやラブシーンがあり、KKKや黒人の教会に美容院に裁判所等での人種がテーマの重いテーマもあり... でも笑えるシーンも多いし、アクションシーンでドキドキするシーンも多い...けど最後は悲しいけれど考えてしまう...みたいな。深いっすよ。見た目や想像よりも面白い。
マイアミバイスのフィリップ・マイケル・トーマスが、若いデイビット役で出てきます。ああいうエキセントリックで髪の長い男性は喜ばれたんでしょうねー。何かモテてた。いやラブシーンが多かった。そのお相手を務めるのがホープ・クラークという女優と、歌手としても知られているフリーダ・ペインの2人。中々美しいシーンなんですわ。ちなみに若い頃のイルマ・P・ホールが出てきます。若いんです。分からない位。さすがにラブシーンは無いですけど...
最後の方になると、台詞とかもグンと良くなってきて面白いです。最後は思っているよりも深いです...
感想はこちら。
(4.75点/5点満点中:DVDにて鑑賞)