SOUL * BLACK MOVIE * ブラックムービー

ブラックムービー、ブラックスプロイテーションなどについて

Detroit 9000 / デトロイトポリス (1973) 148本目

ブラックスプロイテーション大ファンのクエンティン・タランティーノが一押しの映画です。確かにタランティーノが作りそうな映画かもしれないです。感想にも書いたんですが、主人公は今だったらタランティーノ映画の常連ブルース・ウィリスが演じそう。相棒にはサミュエル・L・ジャクソンでもいいし。

私もブラックスプロイテーションのファンの端くれ。私、ブラックスプロイテーションのヒロインで2番目(1番はもちろんパム・グリア)に好きなのが、ヴォネッタ・マギーなんです。「Blacula / 吸血鬼ブラキュラ (1972)」の時とかも物凄く可愛い。そう、綺麗というより可愛いんです。この映画でもいい感じで出演してます。気が強いだけの女性が多い中、何か可愛い。死語ですが、所謂ぶりっ子とも違う可愛さ。誰にも媚びてないんです。でもヒロインになる位だから、ちゃんと強さもある。そこが彼女の特徴。今回の役も元々は真面目だった女の子が道を外して娼婦になっていて、事件に巻き込まれていきます。最後が悲しいけれど、かわいい。可憐な感じ。今では「Sounder / 日本未公開 (2003)」等の俳優カール・ルンブリーの奥様であります。

映画は結構ドンデン返しというか、色々と複雑になっているので最後まで何が起こるか分からない面白さがありますよ。えぇー!みたいな。そんな感じもタランティーノが好きな感じかも?とも思いました。でもアクションシーンは割りとオーソドックス。面白みと新鮮さはありませんでした。

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(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)