昨日は討論会をドキドキしながら見ていた。でも食事の用意の時間なので、ゆっくり....というわけにもいかなかったけれど。
うん、やっぱり言った通り。バラク・オバマは成長している。ヒラリー・クリントンの攻撃を見事にかわす。しかも堂々と。仕掛けられたら黙っていないが、自分からは仕掛ける事はあまりない。それは大統領の風格を意識していたと思う。盗作したというスピーチの話題になった時にヒラリーは「ゼロックス(コピー)出来る変革だ」と発言し、観客からブーイングを受けていた。最後の最後までオバマを崩せなかったヒラリーは最後にガラリとトーンを変えて、「この戦いで何が起きようとも、私は光栄に思います。ここにバラク・オバマと一緒に居れる事も非常に光栄に思っております」と、感傷的に述べたのが印象的。政策のディベートという部分では互角で、ヒラリーが必要とされていた一撃は出来なかったが、ヒラリー・クリントンという名を保つ事は出来たんじゃないかと思う。
専門家達もあの発言は引き際を意識していたのでは?とも言っていた。確かにウィスコンシンでの敗北以降は、もう終わったとの声が高い。今回のディベートも結果は残せなかったので、益々その声は高くなっている。ビル・クリントンもテキサスで負けたら終わりなんて発言もしている。前にあった勢いみたいのは、もう消えちゃった感じがした。