2008-02-18 顔面麻痺 - ビートたけし 読書 顔面麻痺 (幻冬舎文庫)作者: ビートたけし出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 1997/04/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (12件) を見るビートたけしのファンではあったけれど、あのバイク事故についてはあんまり分かってなかった。この本で初めて自殺未遂だと知った位。というか、この本を読み終えた後でもあのトップにいるビートたけしが思い悩んでいたなんて、信じられないし想像も出来ないのだ。というか信じたくないのかもしれない。ファンの勝手な心理で。 病院では最後の方になると悟りとも思える境地まで達している。輪廻については、修行が足りないから何度も現世に来て、我々が罰として現世にいる事になる。人間とは寂しい...と。 でもそういう事を考えていた同じ日に病室でコントを6本も作っている。 ビートたけしという人はそういう人間。コメディとはそういう戦場なのかも。