とうとうあの火曜日が来た。しかし何でアメリカの投票日は普通の日なんでしょうか??働いている人は投票し難いのでは?不在者投票もあるけれど。と、私がCNNで毎朝見るのを楽しみにしているドン・レモン(この人のお陰で毎日さわやかに始まります)が今日は特別に外に飛び出して、アトランタの大学のカフェテリアで中継をしていたのだけど、その彼の後ろにチラッと映ったカフェテリアで働くエプロンと帽子姿の働く女性を見て思いました。火曜日に行われる理由は、ここに詳しく書いてありました。またスーパー・チューズデーのついてもわかりやすく書いてあります。
CNNも今日は朝から気合が入っていて凄いです。笑ったレポートが、読めない事前調査の為に脳にいろいろな機械をつけて調査するというもの。嘘発見器の脳版みたいな機械。候補者の写真を見せて、脳の反応を見るらしい。ある女性は、クリントンとオバマが両方同じ位好きらしい。所がその脳の機械をつけたら、ヒラリーには拒否反応が出て、オバマには何にも興味を示さない反応が出た。所が、エドワーズの写真には、とても好意的な反応が出たらしい。CNNもここまでくると、破れかぶれというか... 面白いです。
また、ニューヨークのハーレムからの中継も面白かった。オバマかヒラリーのどちらに投票するかみんな迷っていて、投票ブースに入ってから決める人が多いという。レポーターの最後に言った一言が面白い。「ここで共和党支持者を見つけるのには、ここでニュー・イングランド・ペイトリアッツのファンを見つける事位困難」との事。この前のスーパーボウルでの対戦が、ニューヨーク・ジャイアンツ対ニュー・イングランド・ペイトリアッツでした。それはイコール、ニューヨークのハーレムには共和党支持者がほぼ居ない...という事を言いたかったらしい。
注目されているカリフォルニアも今日が投票。朝も子供を学校まで連れて行ったら、女性に校長室ってどこ?と聞かれた。私と同じ位の年なのでてっきり子供の転校の手続きでするのかな?と思ったら、投票に来たと言っていた。どうみても学校は通常通りだし、選挙が出来そうな雰囲気はないのですが...。CNNにはイギリス人のアンカーであるリチャード・クエストという人がいるのですが、その人がカリフォルニアで中継。カリフォルニアといえば、サーフィンという事で、サーフィンに来ている人たちに話を聞いていた。みんなあんまり政治に関心がないらしい。ランニングしていた女性は、ヒラリーが好きだけどどうせ誰が大統領になっても同じだから投票には行かないらしい。クエストのレポートはシニカル。うちの周りはなぜかロン・ポールが人気です。唯一みた家のプラカードもロン・ポールだったし、ある人は車のバックのガラス一面に「ロン・ポール レボリューション」という大きなステッカーが張ってあった。ロン・ポールは共和党にも関わらずイラク戦争反対者ですが、人種差別の問題ではグレーゾーンに居る人。カリフォルニアでの開票は遅れる予定なので、東海岸の人は夜中になり寝れない日になりますね。今、ちょうどメールが届いたのだけど、どうやらカリフォルニアでは投票でトラぶっているらしい。投票の仕方が複雑なので、混乱している様子。バラック・オバマに投票したかったのに投票できなかった人も居たらしい。
事前調査では互角になりましたが、どうなんでしょう??ここにきてオバマが巻き返してきてます。ニュー・ジャージの集会では、俳優のロバート・デ・ニーロが応援に駆けつけていた。オバマは早々に民主党内での候補者狙いというよりも、共和党に立ち向かえるのは私しかいない...という風にシフトしてきてますね。後、ここ数日はイラク戦争での意見もヒラリーと自分ではここが違うんだという部分を強調していたのも印象的でした。そしてまたヒラリーが泣きました。今度は感激の涙らしいけど、また今日の日を前にわざとらしい。
こんな日にルイジアナとアーカンソーでは竜巻が発生していて今年最悪の状態らしい。ルイジアナは今日投票が投票日じゃないけれど、アーカンソーは今日が投票日。
正直言って、この前の終わり3分位からようやく点数が動いたスーパーボウルよりもこちらのスーパーチューズデーの方が最初から接戦で見ごたえあります。