サウスカロライナの民主党候補指名争いで、バラック・オバマが大勝した。先日も書いた通り、黒人の人口が比較的に多いここでの戦いでは「性別対人種」のスポットライトが当てられていた。
CNNの開票番組では、それについても随分と時間を割いてた。CNNの出口調査がその一つ。
バラック・オバマはアフリカン・アメリカンからと若者からの絶大な支持を受けた。そして、焦点になっていた黒人女性も結果80%近くがバラック・オバマを支持したと発表していた。
Election Center 2008: Primary Exit Polls - Elections & Politics news from CNN.com
でもバラック・オバマはこの報道の仕方を喜べない筈。
人種に焦点が当てられてしまうと、黒人以外の票が逃げる可能性だってある。
それを受けてのオバマのスピーチ。
黒人対白人の戦いではない、過去と未来の戦いなんだ。
この過去には、きっと今オバマの目の上のたんこぶになりつつある「過去」の大統領であるビル・クリントンが含まれているのかもしれない...
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080127-00000023-jij-int&kz=int
CNNでは、オバマの勝利スピーチを全編放送してましたが、ヒラリー・クリントンのスピーチは途中でカット。その2人のスピーチの前に放送していたビル・クリントンのミズーリーでのスピーチはちゃんと放送してました。そのスピーチが魅力的であった事も付け加えておきたい。オバマは、ヒラリーとではなくビルと戦っているよう。