この前もチラっと書きましたが、劇場で嗚咽しそうになり、堪えようとすればする程、声が出そうになりました。恥ずかしい。そこまで泣くか?というほど、涙が出てきましたねー。これがまた、ジャック・ニコルソンが憎たらしいんだけど、あのブルドックみたいなツブラな瞳が愛しいの。
私は散々泣いて帰ってきたのですが、映画評論家には受けが悪い。テレビなどでも有名なロジャー・エバートは★一つ。よっぽど嫌いらしい。でも一般のお客さんには受けがいい作品。こういう批評家向けじゃなくって、観客向けな映画がもっと増えればいいのに。最近は、賞を取るための映画とお客さんが楽しむための映画の格差が広がってるのが残念。
病室の壁が面白い。モーガン・フリーマン側には「元気になっておじいちゃん!」とか「大好き」とかいうカードがどんどん増えていくのに、ジャック・ニコルソン側は大きな窓でいつもあるのが、コーヒーメーカーだけ。
モーガン・フリーマンの実の息子が出ています。しかもモーガンの息子役で。何度か映画でも共演はしているけれど、息子役というのは初めてかも??これがソックリ。でもモーガンとは、随分と大人になってから初めて会ったそうです。でも今はこうやって仲良く共演したりしてるのを見ると、今はいい関係なのでしょうね。
あと、モーガン絡みでは「Lean On Me/ワイルド・チェンジ」に出演していたビバリー・トッドと再共演。あの時は、モーガンが校長役で散々泣かせて苦しませた先生役がビバリー・トッド。今回は夫婦役でここぞとばかりに、トッドが仕返し??ふふふ。見てのお楽しみ。
ロブ・ライナーはたまに私のツボを強く押してくるなー。「スタンド・バイ・ミー」は本当に神業だったけど。
感想はこちら。
(4.25点/5点満点中:劇場にて鑑賞)