日本の関東に生息する私と私家族専属のサンタさん(学名母、和名お母さん、英名Mother)に「今年のクリスマスは何がいい?」と聞かれた時に即答した「大日本人」です。12月に発売したチュートリアルのDVDも頼んだ為にそれを待ってからの発送になりましたが、無事にトナカイさん到着。
マジに楽しみにしてましたのよ。大好きな松本人志の才能に会える事を。
1万円ライブはチケット取れなくて見にいけませんでしたが、武道館の後払いライブには行きました。凄い悪い席だったけど、5千円払ったよ、ちゃんと。席が悪かったから、その分写真とか見えなかったし。普通、コンサートとかであの悪い席で見たら、そのくらいの値段かな?って思って。一緒に行った友達は面白がって100円しか払わなかったけどね。
って映画に戻りましょう。
うーーーーーん。最後だね。途中までは、すげーよ松ちゃん!って思ってた。テレビの事、スポーツ界の事、人の目に晒される人々の事...そういうのを上手く風刺してるんだろうなーって思ってた。天才ゆえの悲劇みたいな。だから、最後がどうなるのか凄く期待したんだよね。最後は、松ちゃんらしく笑いに持っていったんだろうけど、それにしてはお粗末だったかな?引っ張っていたものを最後落としてからの、あのラストだったらまだね... ポイントが笑いであって、内容ではなかった。松ちゃんだったら、同じ位に笑えて内容ある映画が作れたんじゃないかと思う。狙って作られた物だとは分かっているけれど、映画見慣れてる人はラストの印象度って分かってると思うので、ラストがね... うーん。
後、大佐藤家の一番最初のショットあるでしょ?あれは違和感あるかな??どうせなら、大佐藤が歩いているショットで良かったかも?他のショットはそんな感じで自然だったし。壁等にメッセージが書いてあって..というのは、色んな映画でも沢山ありますよね。スパイク・リーなんて、そういうの大好きだし。
海原はるかの登場シーンが印象的。ぱっさ〜〜〜なるのは、大笑いです。はるかの表情がこれまた。でもインパクトが強すぎたので、後の方が良かったかも?その後の獣がイマイチ目立たなかった。
でもさ、ビートたけしと比べるのはどうかと思う。全然違うよ。だって、松ちゃんは飽くまでもお笑いに拘った映画を作ってる訳だからね。ビートたけしは、映画というものに拘った作りだし。まあでも同じ映画という土俵に立ってしまった以上、比べられるのは仕方ない事。後、カンヌに行った時に「日本人向けに作った」と言っていた訳が分かった。昭和初期みたいな雰囲気、分からないもんね。
一番印象的だったのが、松ちゃんの演技。演技もっとやって欲しいなー。
(4点/5点満点中:DVDにて鑑賞)