BETを見ていたら、勇ましいヴィング・ライムス男が登場しているこのDVDの発売を知らせるコマーシャルが...
え、そんなバカな... あの映画の結末は...
さすが映画だぜ。何でもありさ。
見事に蘇生したヴィング・ライムス事、アニマルが復活なり。
前作は(も)、ビデオスルー作品にも関わらず、オスカーにノミネートされる直前のテレンス・ハワードに、彼がオスカーにノミネートされた作品で彼の女を演じたタラジ・P・ヘンソンとポーラ・ジャイ・パーカーまで出演していた。更には、「Down To Earth」で粋な天使を演じていたチャズ・パルミンテリに、「Lean On Me」でモーガン・フリーマンに楯突くビバリー・トッドまで... なのでそれなりに迫力がある面白い映画だったんだけど、今回はね...
「Dancing in September」というテレビ映画で、奇跡的な名演技を見せてくれたヴィセロアス・レオン・シャノンがテレンス・ハワードの代わり。確かに私はシャノンの演技は好きだけど、やっぱりオスカーノミネート直前のテレンス・ハワードの勢いには勝てない何かを感じてしまいました。ってういうか、やっぱりテレンス・ハワードすげーよ!みたいな何か。でもやっぱりチャズ・パルミンテリの開いた穴が大きかったかもしれない。人情味にかけるというか... 何か悪役でも嫌いになれない悪役っているじゃないですか?今回の人は、思いっきり嫌いになってしまいましたもの。
確かに中々見ごたえのあるプリズン映画ではありましたが、わざわざ蘇生させる程でも無かったような... というか、今回の終わり方もまたまたああやって、蘇生してるんでしょ?って感じでした(笑)「Animal 3」は絶対にありそうな予感。きっとジェームス・ジュニアの孫の代まで続きます。プリズンある限り、アニマルは不滅です...(はい、ここ名言)
感想はこちら。
(3.5点/5点満点中:DVDにて鑑賞)